上関原発建設阻止行動 5

田名埠頭、海上部隊。祝島の漁船&シーカヤックvs中国電力の台船など
田名埠頭、陸上部隊。いろんな旗があります。
田ノ浦に設置しようとしているブイ。人の大きさと比べると巨大さがわかる
16日、中国電力は作業を中止しました。
理由は第一次産業や過疎地域への差別的な発言や不遜な発言を繰り返したためです。
当然、17日は反省していると思いました。
しかし、早朝より台船を従えてきた中国電力は謝罪より先に
祝島の船に対し、「不法行為だ」と言ったようです。
私たちが到着したのが、9時頃、その時にも
「あなた方の行為は不法行為です。もやいをときアンカーを上げ、工事に協力してください。」
と言っていました。その後も一時間に一度、同じ発言を繰り返します。
その声は陸にいる私たちにもハッキリと聞き取れました。
一方、中国電力は謝罪文を読み上げたようです。
しかし、その声は小さく、陸にいる私たちには聞こえませんでした。
中国電力の発言は第一次産業で働く人や過疎地域の人を愚弄するものです。
当然、陸にいる人もその発言には怒っています。
謝罪をするなら、陸にいる人にも聞こえるよう「不法行為だ」と威嚇する声と同じ大きさで言うべきでしょう。
16日、中国電力本社の役員と上関現地の責任者が県に呼ばれ、厳重注意をされたそうです。
それもあって、謝罪文を読み上げたようです。
中国電力はこれまでにも県に厳重注意を受けています。
陸の詳細調査をするとき、「ボーリングで出た汚泥は循環させ、水をきれいにしてから海に流す。」
そう約束していたのに、汚泥をそのまま海に流しました。
そのせいか、一時、田ノ浦の海岸にヘドロが溜まり、多くの貝が死にました。
汚泥の垂れ流しを発見したのは、長島の自然を守る会です。
17日で6回目の座り込みになります。(私は2回目、それも短時間)
祝島の人の疲れもピークのはず。だけとホント明るい!
お昼時、プラプラ歩いてると、梨やお刺身、リンゴなどが貰えます。
どれも美味しかったけど、特にお刺身が超美味い!
今日は凪。
漁師にとって凪はチャンスです。
その大事な日を犠牲にしてまで、祝島の人たちは闘っています。
なぜか?
それは彼らが漁師だからです。
漁師は魚を捕って生計を立てます。
その漁場を守るために闘っています。
16時15分。
中国電力は今日の作業の中止を宣言し、帰りました。

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