上関原発建設阻止行動 18

10月9日、中国電力は「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の38人と
シーカヤックの1人に対し「海面埋め立て工事の妨害の禁止」を求めた仮処分を
山口地裁岩国支部に申請しました。
仮処分の申請では、埋め立て施工区域内では、漁船やシーカヤックを侵入させたり、
係留させたりしないよう求めています。
中国電力は、その事実をようやく昨日(10月16日)、発表しました。
中国電力の上関原発準備事務所の村田広報部長は「理解、協力を求めていたが、
妨害行為は残念ながら続いており、やめていただくことを期待して申し立てた」と
言っています。
10月9日といえば、中国電力が祝島の人達をごまかす形でブイを設置した二日後。
中国電力はブイ設置後の記者会見では苦渋の選択だというポーズをとっていましたが、
実は用意周到だったのだと分かります。
「理解、協力」を求める企業がやる行為ではありません。
祝島の人達は27年間、漁場を壊さないで欲しいと訴え続けてきました。
その間、中国電力の社長が祝島を訪れたことはありません。
祝島の人達は田ノ浦を漁場とし、生活をしています。
祝島の人達は今後も「生存権、生活権」を守るため闘うと言っています。
祝島やシーカヤックの人達を支援していきましょう!

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