中国電力、島根原発の点検を漏れ報告を経済産業省に提出

中国電力が島根原発の点検を漏れの報告を経済産業省に提出しました。
点検漏れや部品の交換漏れが511件。
放置すれば点検漏れになっていた可能性もある“点検不備予備軍”は計1160件もありました。
点検漏れは、原子炉内に水を注入する緊急炉心冷却システムにかかわる機器にも及んでいたらしいです。
添付の朝日新聞には載っていませんが、この点検漏れを中国電力が把握したのは昨年6月。
しかし点検漏れを公表したのは今年の3月30日です。このときは123カ所の点検漏れと発表しました。
その後も調査を続けた結果が上記の状態です。
現在、島根原発は1、2号機とも止まっています。

こうした状況の中、経済産業省原子力安全・保安院は5月31日、中国電力が新たに建てようとしている上関原発予定地や周辺の地質構造に関する現地調査を始めました。
祝島島民らは全国から集まった横断幕などを広げ「計画で生活を左右される住民もいる」と訴えました。

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