8・6広島青空式典

師走になりました。
ブログの更新が遅れました。申し訳ありません。m(__)m
少しずつ、今年の報告をアップしていきます。
今年も8月6日は晴天でした。8時過ぎ広島の原爆ドーム周辺では色んな形で反戦・反核を訴えてます。その騒々しさも8時15分にはピタリと止みます。
私たちも黙祷し、71年前、原爆により殺された被爆者に思いを馳せました。
青空式典には今年も日本各地から被爆二世・三世、労働者、障害者が集まりました。
韓国の仲間が来ています。
また日韓同時行動ということで、ソウルでも反核の行動が取り組まれています。
被爆二世の会からの基調報告では
「5月27日、アメリカのオバマ大統領は被爆地・広島を訪れる前に岩国基地に立ち寄り、日米軍事同盟の強化を訴えた。広島では原爆が自然現象のように落ちてきたと表現した。オバマ大統領が広島に来ると言うのならアメリカの核を廃絶し、核のボタンを持たずに広島にきて欲しかった。そして被爆者に謝罪して欲しかった。
71年経った今も被爆者問題は解決されていない。広島の黒い雨の降雨地域の拡大問題、長崎の「被爆体験者」問題、原爆症認定、在外被爆者、そして被爆者差別。私たちは被爆者・二世・三世に対する差別を許さず、生まれてきた命を大切にし、被爆者の意志を引き継いで核兵器も原発も廃絶していく取り組みをしていきたい。
2011年に起きた原発事故は今も収束していない。住民や復旧作業で労働者が被ばくしている。原発は事故がなくても地域住民や労働者が被ばくする。原発の新・増設、再稼働、輸出に強く反対する。
安倍自公政権が憲法改悪を目論んでいる。私は戦後71年、憲法9条のもと、戦争をしない国としてありつづけたからこそ、平和が保たれてきたと思う。二度と侵略戦争を起こさない為に私たちはまず沖縄や岩国や韓国やフィリピンにある基地を撤去しよう。
今年も日韓同時行動としてソウルと広島でこの青空行動が取り組まれている。韓国から多くの仲間が広島にきている。日本の侵略戦争を繰り返さないために、アジアの被害者と侵略の歴史を心に刻み、思いを同じくすることが戦争をしない大きな力になる
8月6日広島で、今もこの下に眠っている多くの被爆者とともに戦争も、核兵器も、原発も、被ばくもない世界を作っていこう」
と発言しました。
その後、あじあんさんの歌や各団体・個人からの発言が続きました。
発言されたのは、アジア共同行動日本連、関西の仲間、青年緑のネットワーク、青少年緑の党、労働党、大阪の被爆二世、AWC福岡、総がかり行動山口、連帯労組・やまぐち、やまぐち障害者解放センター、憲法を活かす市民の会・やまぐちです
同時開催した「戦争と被ばくを許さない~命を脅かすもの」には多くの方が足を止めてくださいました。

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