2020上半期報告

広島平和記念資料館研修旅行
1月26日、山口市原爆被害者の会が主催する広島平和資料館研修旅行に参加しました。目的は昨年リニューアルオープンした広島平和記念資料館の見学です。参加者は被爆者や被爆二世・三世、支援者でバスを貸し切っての研修旅行となりました。
広島平和記念資料館を被爆者と一緒に資料館を見学していると写真を見ながら、「ここに住んでいた」「あのお店に行ったことがある」など話してくださり、原爆が現実のものと感じることができました。参加者の感想としては、インパクトに欠けるというものや韓国人原爆被爆者のことをもっと丁寧にする必要があるなど、否定的なものもありました。また壁一面の被爆後の写真が実際は二、三カ月後のものにもかかわらず、表記が小さすぎて気づかないのではとの意見もありました。
資料館に展示しているものを見る側が勉強し、補強する必要があると思いました。

2020全国被爆二世団体連絡協議会 総会&記念講演
2月15日(土)~16日(日) 、広島ガーデンパレスにて全国被爆二世団体連絡協議会の総会と記念公園が行われました。久しぶりに韓国の被爆二世の方々も参加されました。
総会後、在間弁護団長による記念講演「集団訴訟の経過と意義 そしてこれからの展望について」、韓国被爆二世の紹介、特別報告「2020年NPT再検討会議代表団派遣にむけて」を崎山昇会長が話された後、懇親会が行われました。。翌日は各地の被爆二世の活動報告が行われました。
残念ながら2020年NPT再検討会議は中止となりましたが、全国被爆二世団体連絡協議会は核廃絶を願うNPO団体とともに声明をだしました。

3・21同時多発パフォーマンス報告
3月21日に維新百年記念公園で開かれるはずだった「上関原発を建てさせない山口大集会2020」は新型コロナウイルの影響でやむを得ず中止となりました。
しかし県内各地で小規模の集まりは行われました。また今年初めての取り組みとして、SNSを活用した「同時多発パフォーマンス」がおこなわれました。事前にメッセージを書いた紙を事務局に送ると、SNSで拡散し会場にも展示したのです。韓国の反核団体や大分、広島、愛媛、大阪、京都、神奈川、東京などからもメッセージが送られてきました。
3月21日(土)、「さよなら原発アクションinやまぐち」が山口市民会館の横でおこなわれました。集まったメッセージ約七十枚を展示した前でミニ集会が始まりました。ミニ集会では黙とうの後、内山新吾弁護士(上関原発を建てさせない山口県民連絡会共同代表)、佐々木明美元県議(社民党県連代表)、河合喜代元県議(日本共産党県委員会副委員長)のあいさつ、集会宣言、同時多発パフォーマンスを行いました。
その後、パレードに出発。コースは、市民会館出発後、県道を通って商店街を通り抜け、市民会館に戻ってくるというもの。今回、パレードを盛り上げるためカンムリウミスズメの着ぐるみや帽子、段ボールで作ったロボットが登場。太鼓などの打楽器も盛り上げ、道行く人の反応も好意的で、手を振る人や握手を求める子どももいました。
パレード終了後、中国電力山口支社に向かって、シュプレヒコールをしました。
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