上関原発を建てさせない山口大集会

 3月28日(土)、維新百年記念公園ビッグシェル&三段池において「上関原発を建てさせない山口大集会2026」が開かれ、県内外から750名が参加しました。
 主催者挨拶ではまず上関原発を建てさせない山口県連絡会の共同代表・木村力さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会代表)が、中国電力が祝島島民を訴えるスラップ訴訟の支援を訴えました。続いてもう一人の共同代表・内山新吾弁護士が「原発再稼働の動きが強まっている。裁判官にプレッシャーを感じさせるような法廷外の運動も作っていこう」と今後の意気込みを示しました。
 福島避難者の声では森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表)が15年間の母子避難の状況を話した後、「被ばくするかしないかは私が決める。皆さん1人1人が持っている無用な被ばくを避ける権利をどうか手放さないでください」と、訴えました。
 特別報告では末田一秀さん(はんげんぱつ新聞編集長・核廃棄物専門家)が原発や核燃料サイクルの状況を話されました。「中間貯蔵施設をつくるためには海の埋め立てが必要になる。貴重な海を守るためにも反対していこう」と、呼びかけました。
その後、周辺自治体の報告や連帯メッセージの紹介、集会宣言の採択の後、「命が大事」のボードを掲げるパフォーマンスを行いました。

 集会終了後は三段池で開かれているマルシェを楽しみました。私たちはキッズコーナーを設け、集会に来た親子づれが楽しめるスペースをつくっています。また、「戦争と被ばくを許さない写真展」も展示しました。山口県にある岩国米軍基地からF35Bの部隊がイラン戦争に参加しています。上関町の近くでもあり、自然観察会の時に米軍機や自衛隊の航空機が上空を飛ぶことがあります。戦争は過去のものではなくなっています。

その後の上関の状況
 6月、「上関の自然を守る会」は上関町議会に「上関の中間貯蔵施設建設計画に対し科学的で透明性のある環境影響調査を求める請願書」を提出しました。上関町議会総務文教委員会で5人の議員が意見を交わし、結果、採択すべきが2人、不採択にすべきが2人で同数でしたがが、委員長判断で、請願は「不採択にすべき」と決定しました。
 本会議では採決のとき議員1人が棄権したため8人で行われ「不採択」に賛成が4人、反対が4人で同数とでしたが議長裁決で「不採択」とされました。
 近隣の田布施町の東浩二町長は6月11日の田布施町議会本会議で、中電が自主的に環境影響調査を実施する必要があるとの見解を示しています。
 私たちも上関に原発も中間貯蔵施設も建てさせないためにできることに協力していきましょう!

集会の詳細は https://youtu.be/gAROr1Mkg4M

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