9年目のイチイチウオーク

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2001年9月11日、アメリカの世界貿易センタービルとアメリカ国防総省本庁舎(ペンタゴン)が攻撃されました。
アメリカはその後この攻撃をアルカイダによるものと断定しアルカイダのリーダーのオサマ・ビンラディンが潜伏しているという理由で、アフガニスタンへの攻撃を開始しました。
その攻撃は今も続いています。
オバマ大統領はイラクからは軍を撤退すると言っていますが、アフガニスタンへは増派しています。それはアフガニスタンの人々が望んだ事ではありません。
では、2001年9月11日直後、日本はどうだったのでしょう?
山口県岩国市には米軍岩国基地があります。
岩国基地は第一報が入ると厳重な警戒体制に入り、メインゲート以外の門は閉ざされました。
翌朝から、基地周辺は勿論、市内の至る所で道路が渋滞しました。
メインゲートには多くの米兵が武装し、軍用犬を従えて監視しました。
検問では車のドアやボンネットを開かれチェックし、車の下にも兵士がもぐり込んで目視しました。
また基地内には軍用車両が置かれその上から機関銃を備えた兵士が周囲を見張りました。
基地周辺に住む人々は銃を構える兵士が恐ろしくて、昼間でもカーテンを閉めていると話されました。
私達は2001年から県内の平和団体とともに毎月11日に平和を求め「イチイチウオーク」を行っています。
特に山口県内で起きている平和に暮らすことを脅かす2つの事態に反対しながら、歩いています。
平和に暮らすことを脅かす2つの事態とは、米軍岩国基地の存在と上関原発建設計画です。
山口県の中央で、毎月11日に「米軍再編反対」「愛宕山に米軍住宅はいらない」「上関原発建設反対」「田ノ浦の海を守ろう」と声に出しながら歩いています。

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