被爆者姿のジオラマ模型撤去へ 広島平和記念資料館

広島の平和資料館にある被爆者姿のジオラマ模型が撤去されることになった。
2016年度から大改修する広島平和記念資料館本館の展示をめぐり、有識者の検討会議は3月19日、被爆者の姿を再現したジオラマ模型を撤去することを決めたそうだ。
破壊された町を被爆者が逃げ惑うジオラマ模型を見て、ショックを受けた人は多いと思う。
模型を見た後、恐ろしくて、夢でうなされたという話も良く聞く。
それだけ、印象に残る展示だ。
記事では「『残酷で子どもに見せられない』という意見が寄せられるようになった」とある。
その残酷なことが現実に起きたことを忘れないための展示なのだと思う。
あの日何がおきたのか?
原爆の威力を数字で表されても、どうなったのかを想像するのは難しい。
被爆者の遺品を並べるのも大事だし、その遺品の持ち主が、どういう状況にあったのかを視覚に訴えるジオラマ模型も必要だと思う。

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