祝島島民の会さま、第21回多田謡子反権力人権賞受賞おめでとうございます
「上関原発を建てさせない祝島島民の会」が第21回多田謡子反権力人権賞を受賞されました。
おめでとうございます。
受賞理由は27年以上にわたって上関原発反対運動を繰り広げてきたことです。
多田謡子反権力人権基金運営委員会のHPによると「厳しい情勢の中で、反対運動を続ける上関原発を建てさせない祝島島民の会の闘いは、
反原発の現在と権力の現在の姿を象徴するものでもあり、心から敬意を表するとともに、さらなる闘いの発展と継続を期待して反権力人権賞を贈ります。」とありました。
祝島島民の方々は毎週の月曜デモを27年間行っています。
今日も田ノ浦で、祝島島民の方々やシーカヤックの方々が海と大地と自らの生存権を守るため闘っています。
本当に頭が下がります。
以前、上関町のある港で、祝島に渡るフェリーを待っていたとき、地元の方々が話しかけてきました。
その方々は、私たちが原発に反対していることを知ると、「わたしらぁも原発なんかできて欲しくないと思うとる。祝島の人のお陰でできてのうて感謝しとる」と言われました。
上関の人も本当は原発なんかできて欲しくないんだと思います。
様々なしがらみでそれを表明できないで苦しんでいる人もいます。
同賞を受賞された方の中には、高木仁三郎さん(原子力資料情報室代表)や
「韓国の原爆被害者を救援する市民の会(韓国人被爆者支援)」
「ヘリ基地建設反対協議会(沖縄・辺野古)」などがあります。
今回の受賞で祝島の方々の取り組みがますます全国化するでしょう。