カンムリウミスズメとオオミズナギドリ

上関周辺の海鳥について大きな動きが2つあったようです。
○カンムリウミスズメについての中国電力の調査結果発表
中国電力は3日、上関原発建設予定地の周辺で見つかった国の天然記念物カンムリウミスズメの生息調査の最終結果を発表しました。結論は、「原発建設がカンムリウミスズメの生息に影響を与えない」というもののようです。
祝島の漁業者は8月18日の自然の権利訴訟の第一回公判当日も、海上でカンムリウミスズメとスナメリを見たそうです。中電の調査でも6月には雛を確認しているようです。
5月23日のブログでも書きましたが、カンムリウミスズメは一生のほとんどを海上で生活します。豊かな海がなくては生きていけません。海が豊かであるためには、海に続く陸が豊かでなくてはなりません。海も陸も豊かな田ノ浦は瀬戸内海でも貴重な場所となっています。

原発建設ありきの調査結果に不快感を感じます。
○山口県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に挙げられている海鳥のオオミズナギドリを原発予定地近くで確認
北九州市立自然史・歴史博物館の武石全慈学芸員研究者は、中国電力の上関原子力発電所建設予定地近くの宇和島で、山口県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定ているオオミズナギドリの姿を確認しました。
原発建設予定地周辺が自然豊かな場所であることを証明しています。

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