愛宕山に新たな米軍基地はいらない

7月12日、愛宕神社前公園で「愛宕山に新たな米軍基地はいらない ~環境アセスもやらない条例違反の着工に反対します~7/12市民大集会」が行われました。参加者は500人。
主催者挨拶で、愛宕山を守る市民連絡協議会代表の岡村さんは「21世紀型の住宅になるはずだった場所が米軍再編により米軍住宅が建てられようとしている。2012年3月に防衛省が開発跡地を買い取ったのが第一ラウンドなら、2014年4月に工事を開始するために住民説明会を開いたのが第二ラウンド。私たちは防衛省に住民説明会で32項目に亘る質問状を渡した。防衛省は追加資料をだしてきた。5月2日には追加説明をしてきた。しかし『米軍が関することは判断できない』『岩国市と協議しながらやっている』など、説明になっていない。そのような状況の中、5月15日、急遽工事を強行した。守る会は20人で抗議と説明会を要求しているが、今も工事が続いている。皆さんと協力しながら、一致団結して反対し続ける」と話されました。
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次に来賓の藤本県議、佐々木県議、石村さん、金子さんが挨拶されました。金子さんは「住民の安全・安心のためのはずが、不安と危険が増すことになった。沖縄の軽減というが軽減は進まず、日本全体に広がる」と話され、佐々木県議は「集団的自衛権反対の請願が否決され、憲法改正を進める意見書が採択された。国政にものわかりのいい県議会。その中で岩国は極東最大の基地にされようとしている。岩国の人の暮らしと安全はどうなるのか!上関のやり方と似ている。危険な国作りにNOが言えない県知事、県議会にものもうそう。NOの声を上げよう」と力強く発言されました。
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地元からは井原県議、大西市議、山田市議、田村市議、坪田市議、渡辺市議が駆けつけました。
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また団体代表挨拶では瀬戸内ネットから桑原さん、住民投票を力にする会から松田さん、住民投票の成果を活かす岩国市民の会から大川さん、市民政党「草の根」から井原さんから挨拶があった。大川さんは「ケニアに行った時に、『この自然は先祖から譲り受け、未来から預かっている』と言われた。私たちはどんな自然を未来に残すのでしょうか。沈黙は承認を意味する」という言葉が印象に残りました。
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その後、「安全で安心な岩国の未来のため、ひいては平和な日本を実現するため、どこにも新たな米軍基地を作らせないために全力を尽くそう」という集会アピールを採択し、「守ろう愛宕山」を斉唱しました。
そして、「怒」のうちわを掲げるパフォーマンスに移りました。
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最後に「愛宕山まちづくりエリア」周囲をデモ行進しました。
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