上関原発建設阻止行動 11

山口県議会の一般質問で共産党の久米議員と社民党の佐々木議員が上関原発について質問をしました。
祝島からは80名の方が傍聴に訪れました。祝島島民以外の人もかなりいたので傍聴人は100名にはなったと思います。
両議員は午前と午後別々に質問をしましたが、県側の答えは判で押したように同じ。
二井関成山口県知事は何度も「国と事業者が責任をもって・・。」と繰り返し、「申請は法に則って行っている。県が許可したものを中止を求めることはできない」と言います。
知事は、田ノ浦沖の公有水面の埋立の許可を出した張本人なのだから、「地元の理解ができていないから中止せよ」と言えるはずです。
中国電力の暴言についての県の把握も十分ではありません。そのはずです。暴言を吐いた中国電力の意見しか聞いていないのですから・・・。事実を把握するためには祝島からも聞かなくてはならないでしょう。
二井知事や県の担当者の回答を聞く度、傍聴席からは怒号が上がりました。当然だと思います。
両議員の一般質問が終わると祝島島民は庁舎外で抗議集会を開き、田名埠頭での阻止行動が今日も雨の中続いていることが報告されました。
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今後も支援していきましょう。
二井知事は、「住み良さ日本一の元気県づくり」を目指しています。そのため県民の声を聞くため「しっかり聞いて」キャンペーンを行っています。しかし二井知事は祝島島民の話を聞く気はないようです。
それにしても議会棟は寒かった。長袖のTシャツを着ていても寒い。異常です。温暖化を気にするのなら、まず冷房の温度を適温にしてください。

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