上関原発建設阻止行動 3

10日から続いている上関原発建設阻止行動は今日も成功しました。
昨日は作業がなかったので、これで4日目の阻止になります。
今日の午前中、TBSの全国ニュースで田名埠頭の様子が流れました。
TBSのHPにも映像付きで載っています。
そのようすから、多くの人々が、上関原発建設に反対しているのがよく分かります。
中国電力は12日祝島の人たちに対し
「このまま本当に農業とか第一次産業だけで、この島が良くなると本当にお考えですか
人口は年々、年々減っていってお年寄りばかりの町になっていることは皆さん自身が
一番お分かりではないかと思います。」
「本当はこの中にもお帰りなりたいと思っている人がいらっしゃるはずです」
などと言いました。
当然、祝島の人は怒っています。
祝島には日本の各地からはもとより、ハワイやベラルーシ、グリンピースなど様々な所から
人々が集まります。
私たちもあの島でいろいろな人と出会えました。
いったい日本のどこにこんなに元気な島があるでしょうか?
今日も祝島のお母さんが頑張っています。
「祝島はあそこが漁場なんです。生活していかなきゃならんのです。
そのために27年間私たちはどれほど苦しんでますか!」
祝島にとって生存権をかけた闘いなのです。
それに対し中国電力は
「作業船の進入を阻止する行為の状況は記録している。漁船の名前も記録しています」
「日々刻々損害が発生していることを考えると警告をせざるをえない」
などと言っています。
また「冷静に話し合いたい」とも言っています。
祝島の人たちを見下すような発言をした上、脅すような中国電力と冷静に話し合えるはずもありません。
そもそも祝島の人たちは27年間、「海は売らん」と中国電力に伝えています。
原発を造らなくても電気が使えなくなることはありません。
原発に頼らない生活をすることを考える時が来ています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

上関原発建設阻止行動 2

次の記事

上関原発建設阻止行動 4