全国被爆二世団体連絡協議会の総会&記念講演
30日、広島の東方2001で全国被爆二世団体連絡協議会の総会&記念講演が行われました。
開式の言葉の後、黙祷、原爆許すまじの斉唱のあと、来賓の挨拶にうつりました。
来賓として、柳田稔参議院議員、東保行広島県議会議員、福知基弘広島県議会議員、坪井 直広島県被団協理事長、井上年弘原水爆禁止日本国民会議事務局次長、金子哲夫原水禁広島常任理事、伊丹幸男連合広島会長が挨拶され、松本大輔衆議院議員、秋葉忠利広島市長のメッセージが読み上げられました。
その後、二年間の活動報告があり、今後二年間の方針を全員で、確認しました。被爆者が高齢化した今、私たち被爆二世の役割と二世の援護を求める活動を積極的に行うためにも全国各地に被爆二世の会を立ち上げ、連携していくことが大切です。(総会宣言は被爆二世の会のHPにあります)
総会終了後、広島県被爆教職員の会会長の下原隆資さんが「被爆二世に託すもの」という演題で、記念講演を行いました。広島での朝鮮半島出身者や被差別部落の人への差別と原爆の恐怖、被爆者に対する差別などが熱く語られました。
夕方より交流会が行われました。今回、オブザーバーとして参加された島根の被爆二世の会は、1月12日に行った県交渉の報告をされました。鹿児島の被爆二世の会も被爆者と連携をとりながら二世への援護を求め県交渉を続けています。山口県からも県交渉の報告を行いました。長崎からは核兵器廃絶平和の署名活動を積極的に行っている障害者のグループからの報告がありました。