上関原発建設阻止行動 24

雨の降る中、祝島の波止場に多くの島民が集まりました。
中国電力は先日、「祝島地区における原子炉設置許可申請説明会の開催について(ご案内)」
という文書を祝島島民に送りつけています。
内容は3月23日午後1時より島内の公民館で説明会を開くというものです。
原発を推進する民主党でさえ、原発建設には「国民の理解と信頼を得る」必要性をマニフェストに
挙げています。
中国電力としては何としても、「祝島で説明会を開いた」という体裁を整えたいのでしょう。
しかし中国電力は28年もの間、祝島を無視し続けてきたのです。
その上、昨年10月9日には、祝島島民とシーカヤック愛好者に対し
「海面埋め立て工事の妨害の禁止」を求めた仮処分申請を山口地裁岩国支部に提出し、
12月15日には損害賠償を求める訴訟を山口地裁岩国支部に起こしました。
その上、2010年2月2日には、仮処分の決定に違反した場合に違反金を支払うことを求める
「間接強制」を山口地裁岩国支部に申し立てているのです。
祝島の人達が説明会に応じるわけがありません。
雨が降る中150人もの島民が波止場に集まり、中国電力の社員が上陸するのを阻止しました。

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