上関原発建設阻止行動 27

まるで真夏のような日照りの中、山口県平生町の田名埠頭に300人が集まりました。
中国電力は昨年9月、田名埠頭に置いた真新しい灯浮標(ブイ)を運び出し田ノ浦沖に設置しようとしました。
当然、上関原発建設に反対する祝島島民やシーカヤッカーはこれに抗議し、約1ヶ月、灯浮標(ブイ)の運び出しを阻止しました。
中国電力は田名埠頭からの灯浮標(ブイ)の運び出しを諦め、台風の日の未明、別の場所から灯浮標(ブイ)を運び出し田ノ浦沖に設置しました。
今、抗議行動は田名埠頭から田ノ浦に移り連日行われています。
今回の集会は田名埠頭阻止行動から一年を記念してのものです。
集会では祝島島民の会の山戸代表が上関原発のことが全国化していること、署名が85万集まったこと、100万名を目指し今も集めていること、一方で中国電力は祝島島民やシーカヤッカーに対し損害賠償を請求するなど反対する住民を無視していると訴えられました。そして最後に命と生活を守るためにやっているので一切妥協はしないと話されました。
また長島の自然を守る会の高島さんはCOP2010が10月に名古屋で開かれるのに先立ち9月23日より名古屋で田ノ浦や長島の自然の素晴らしさを訴えることや今年に入り日本各地でシンポジウムを開いてきたこと、来年は国際シンポジウムを開くことを話されました。
大分の方や佐々木県議も今後も上関原発建設に反対すると発言されました。
そして「原発によって暮らしや命が脅かされることのない平和な世の中を残していくため、最後まで戦い抜く」などとした集会アピールを採択しました。
最後にシュプレヒコールをあげ、上関原発建設を阻止する意志を確認しました。
1時間の集会でしたが炎天下だった為、思ったより疲れました。
この暑さの中、田ノ浦では連日祝島島民やシーカヤッカーの皆さんが座り込みをされています。
一人ひとりができることを行い上関原発建設を阻止しましょう。
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海からも集会に参加。「上関原発建設反対」の旗を振る
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8月6日広島で集めた「上関原発建設反対」の旗

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