韓日被爆二世交流会 二日目

二日目
釜山から陜川(ハプチョン)の韓国原爆被害者福祉会館へ向かいました。
陜川は釜山からバスで3時間ほど内陸に入ったところにあります。
のどかな田園地帯が広がり、韓国らしい趣の家が立ち並んでいました。
韓国原爆被害者福祉会館は1996年に完成しました。
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当初、定員80名でしたが、昨年増設され110名の被爆者の方が入所されています。
館内を案内してくださった被爆者の方は比較的元気でしたが、寝たきりの方もおられます。
また、この会館への入所を待っている方が大勢居られるそうです。
施設の外には亡くなられた被爆者をまつった慰霊閣がありました。
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毎年8月6日には慰霊祭が行われているそうです。
次に平和の家を訪問しました。
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「平和の家」は韓国原爆2世患友会の憩いの場になっているそうです。
最後に韓国被爆者協会陜川支部の事務所を訪ねました。
支部を運営されているのは被爆者なので裁判資料などを整理するのが大変だと言われました。
韓国の被爆者も日本に住む被爆者と同じ施策が受けられれば裁判などしなくてもすみます。
日本政府が責任をもって在外被爆者の援護を早急にする必要を感じました。
二日間の日程はかなりハードでしたが大変意義深く、日本の侵略の歴史を考えさせられました。
今後も韓国の被爆二世の会と共に戦争も核もない世界を目指していきたいと思います。

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